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暁の寺

暁の寺を読み終わった。一言でいえばものすごく難解。まず、誤解をしていたが、タイが舞台なのは第一部の前半のみ。どうも一般に流布する本書の紹介は、ずれているように思う。題名が暁の寺、ワットアルンなので「舞台」という紹介になっているのか。。。

第一部の後半は仏教解説とその源流たるヒンドゥー教の描写に費やされ、本編で主人公に躍り出た本多がその影響を受けて、清顕の生まれ変わりたるジンジャン姫に覗き穴を通じて何か(孔雀明王または残酷なカーリー女王)を見出すのだが、残念ながらわかったようなわからないような感じ。恐らくこれらを通じて肉、性、死、その転生の基たる阿頼耶識を描きたかったのだろうが、読者すら置き去りに本多一人が納得していくが如きだった。性描写に関しても当時は刺激的だったかもしれないが、現代ではもはや平凡。むしろバンコクにいると愚かさ丸出しの若い子を連れた買春親父(日本人)によく出くわすが、これと本多が重なってしまい、全く感情移入ができなかった。orz

題材的に自分には難解すぎたと思う。完結編はどうなるか。転生の観察者に救いが与えられるのか、とにかく最後まで読もうと思う。

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